西洋占星術は、人類最古の文明と言われている、メソポタミア文明が栄えていたころに作られたもので、紀元前2000年頃には、現在の占星術の元となる星読みを行っていたという記録が、その時代のシュメール人によって石板に記されています。

 

マヤ暦同様、始まりは国の当事者や国家の未来を占うために作られたものとしての性質が強かったようですが、その始まりには宗教的な観点や伝統などが今より色濃く反映されていたり、現在でいう天文学と占星術との区別がなかったりと、今の西洋占星術とは全く違う捉え方で当時の人々は当時の人々は認識していたようです。

 

西洋占星術ではまず、生年月日と、経度と緯度の関係から出生時間と出生場所によって、ホロスコープといういくつかの天体の配置を表した図を作ります。

 

この配置関係から、マヤ暦同様、自分の生まれ持った性質を読み解くことが出来ますが、もっと細かく、恋愛、結婚運・仕事・金運など具体的に読み取ることが出来ます。

 

また、数分違ってもホロスコープ上の星の配置は変わるため、細かい予兆まで読み取ることが出来ます。何か新しいことを始める時期や、過去・現在・未来まで読み取ることが出来るのです。