マヤ暦とは。

 

 

マヤ暦は、紀元前3000年頃から10世紀頃までメキシコ南東部のグアテマラ周辺で繁栄していたマヤ文明で使われていた、自然と調和した暦です。

天体の動きを基にして作られたマヤ暦は、1年を260日とし、13日×20のサイクルで構成されている「ツォルキン暦」と、現在の太陽暦に似ている「ハアブ暦(1年=360日)」を使います。

マヤの人々は高度な天文知識や、建築技術を持っていたことで有名ですが、その中でもマヤ暦はマヤ文明最大の特徴の一つと言っていいでしょう。

マヤ暦は天体の周期的な動きや、月の満ち欠け、地球全体の自然サイクルに調和するように作られています。

 

これを使って、農作物の種まきや収穫する日を決定したり、一年を通しての季節を把握していました。

 

また、政治や宗教儀式にも密接に関係していて、シャーマン(日本語で言うところの祈祷師)がマヤ暦で国の行く末を占っていました。

 

元々は国の大事なことを決める為の方法としての性質が強かったものですが、それが民衆に広がっていき現在のように占いとしても活用されるようになりました。

 

マヤ暦は260日サイクルのカレンダーになっていて、1日1日が異なったエネルギー(紋章)を持っていると考えられています。

 

これに生年月日を当てはめることによって、自分が持って生まれた性質がわかるというものです。

 

それを読み解いていく事で、自分自身の持って生まれた特質や、運命の流れを知る事が出来ます。